

平成23年度の夏休みを利用して施工された、小学校の家庭科室改修工事です。
既存の家庭科室をスケルトンにしフルリフォームを実施しました。
リフォームの最大の利点は、先生方の現在の不満を解消し、教育内容にあった空間、設備を提案できることです。
もちろん新築でも可能ですが、リフォームの場合は、すでに教育を実践している空間を改善していくので、先生方のイメージがより具体的になります。「こんなはずじゃなかった」ということがほとんどありません。そして、今ある資産を活用して、子どもたち、先生方の満足を最大限に引き上げることが可能です。

後方の収納家具も全体の雰囲気と合わせ造作しています。窓際には、作品棚が生徒数分用意されました。一年間の授業内容に応じた機能を満足するように計画されています。


シンク、ガス台とも蓋がしまって、被服実習の際はテーブルとして利用できます。水栓を収納する家具は市販されていますが、収納水栓は使いずらいとの要望で、今回は一般的な混合栓を設置しました。蓋をして利用する場合は、間違って水を出さないように、個別でも、全体でもバルブで止水が可能です。

被服実習の時は蓋をしてテーブルとして利用します。

教師用の調理台もオリジナル設計です。作業面を広く、また、書画カメラなどの取り回しがしやすいように工夫されています。天板は人造大理石で、メンテナンスがし易い設計となっています。
| DATA | ||
| 計画地 | : | 東京都国立市 |
| 用 途 | : | 学校 |
| 統括・意匠 | : | 川崎修一+竹下久子: 川崎建築計画事務所 |
| 施 工 | : | 西武建設 |
| 工 期 | : | 2011.07~08 |