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ARCHITECTURE / Private House

OKH/0708 西荻窪の住宅

 

高円寺の住宅 外観

 

高円寺の住宅 中庭

DATA    
建設地 東京都杉並区
敷地面積 231.41㎡(70.0坪)
ロフト面積 15.49㎡
2階床面積 113.59㎡
1階床面積 105.15㎡
地階床面積 27.71㎡
延床面積 261.94㎡(79.23坪)
構造・規模 混構造地階1地上2階建
用 途 専用住宅(3世帯)
家族構成 夫婦+子供、他2世帯
統括・意匠

川崎修一+竹下久子:

    川崎建築計画事務所

構造設計

稲見賢:

   稲見構造設計事務所

設備設計

星尾智之+間宮浩司:

   星野建築設備設計

施 工 トーナンコーポレーション
家 具 土肥房義:AIDEC
写 真 木田勝久:FOTOTECA
価格帯

坪単価90万円台

練馬の住宅 写真

 

練馬の住宅 写真

 

■この住宅は杉並区西荻窪に建つ木造在来工法地下1階地上2階建ての住宅です。
■家族構成は夫婦+子供の子世帯と、夫の両親(親世帯1)、妻の母親(親世帯2)の3世帯3世代家族。
親族同士とはいえ、特に親世帯同士は他人同士であるので、お互いのプライバシーを確保しつつ、気配は感じる程度の距離を空間構成で保つようにと計画を行ないました。具体的には、中庭という共用部を配置し、1階の親世帯同士が、普段はあまり視線を合わせずに生活ができるように配慮するとともに、細長い敷地で、1階の両世帯ともに南側採光と通風を確保しています。

2階の廊下。リビングからは、中庭を介して視線が通じるように計画しているため、子世帯との視覚的・精神的な繋がりは確保できている。実際は、子世帯の子供(孫)が両親世帯を縦横無尽に行き来し、中庭以上の効果を発揮してくれています。
■屋上には全家族で楽しめるようにと、ジャグジーが設置されています。クライアントの一番の希望であり、自身と妻の両親を東京に呼び寄せ、一緒に暮らすことを決心した自身へのプレゼントであるとの話しに、当初は木造の屋上への設置に躊躇していた私たちも、これを実現しなければこの家の価値は半減ずるだろうと思い、夢の実現へ向けて協力しました。
■敷地南側に前面道路、そのほかは隣地に接しています。北側の斜線制限が厳しいため、2階のリビング北側は天井高さ2.1mに押え、南に向かって3.6mまで天井が高くなり、ラッパのように南に大きく開く特徴ある空間となっています。同様の勾配で、南側の棟、階段室、北側の棟と、片流れの勾配屋根で、のこぎり屋根のような外観となっています。
■外観は木製目隠しをアクセントにしています。外に対して開きがちな傾向にある、都市住宅のムーブメントに対して、大半を閉じ、少しの生活の木漏れ陽を外に対して発し、また、都会の込み入った住空間において、多少でも積極的に外部空間との連続性を獲得するという我々なりの解答です。